頑張らない程度に「NU'EST / Daybreak(MINHYUN&JR)」の歌詞について考察してみる
*2019/11/28追記
初期の頃から記事の書き方が変わったので、追記+体裁を整えました(要は少し書き直しました)。
どうも、前回の考察記事にそこそこの反響があって、とっても嬉しいゆとりです。
コンサート最終日の #NUEST タグに乱入していったからなのか、今までの通常記事よりたくさん読んで貰えたようです…検索の邪魔になってるかもと後で気づきました…ミアネヨ……
アルバムタイトル「Happily Ever After(いつまでも幸せに暮らしました)」が発表されたり、RT専用と化していたL.O.ㅅ.E JAPAN(かつてのNU'EST日本FC)のアカウントが息を吹き返した(KCONライビュの告知、ヘッダー更新)り、どこぞの記事ではワールドツアーの開催が示唆されていたり…?
ワクワクが止まらないL.O.ㅅ.Eたちよ〜!!
一緒に歌詞考察でもしようよ〜〜!!
そんなこんなで今日の本題です。
大人気ユニット曲:Daybreak
本日歌詞を考察していくDaybreakは、NU'ESTの5th mini album『CANVAS』に収録されているミニョンくんとJRのユニット曲です。
リード曲ではないですが、MVも制作されています。
[M/V] NU'EST(뉴이스트)-Daybreak (Minhyun&JR)
CANVASがリリースされた2016年はまさにNU'EST低迷期。
リリースに伴うペンイベントには人が集まらず、定員割れしてしまったこともあるとか…
だからといって楽曲のレベルが低い訳では決してなく、前作『Q is…』から BUMZU ヒョンと作り上げてきたNU'ESTの世界観が存分に表現されているアルバムだと思います。この世界観はNU'EST W、そして先日先行リリースされたミニョンくんのソロ曲『Universe』のベースとなっていますよね。
そんな完成度の高いCANVASの中でも、リード曲である『Love Paint』のMV視聴数(228万回)を上回るくらい人気があるのが『Daybreak』(341万回)
*再生回数は何も2019年4月15日時点
春霞ただよう春の夜明けにピッタリなこの楽曲を、
今日は考察していきましょう!
iTunesで視聴も出来ます!
*注意*
以下歌詞を引用しますが、著作権法32条1項の要件に該当すると判断しての引用です。もし差し支える点がありましたらご連絡ください。
そして、歌詞を日本語訳する能力がないため日本語訳は載せません。
*和訳をする能力は相変わらずありませんが、ブログをより楽しんで頂けるようにG翻訳+意訳で和訳を載せることにしました。完全に私のフィーリング意訳なので信用はしないでください(2019/11/28追記)
また、ここに書いてあることはあくまで個人の考察にすぎません
以上の点をご了承の上、お楽しみください。
Daybreakの世界観
piece1:夜明けの空気
왠지 낯설어 혼자 있는 새벽 공기가
잠 못 이루게 하죠何故か1人でいる夜明けの空気に馴染めず
眠れないでいる
「Daybreak」すなわち「夜明け」がこの曲のタイトル
この曲のは、主人公がなぜだか眠れないまま夜を迎えようとしている様子から始まります。
眠れない原因は分かっていないようで、分かっている。
언제부턴가 커져버린 널 향한 마음
감출 수 없나 봐요いつからか大きくなってしまった君への気持ちは
隠すことができないみたい
いつのまにか主人公の想い人への気持ちは、眠りを妨げるほど大きくなってしまったから。
텅 빈 방 가득 비추는moonlight (moonlight)
꿈처럼 사라져 가지만
空っぽの部屋を照らすmoonlight
夢のように消えていくけど
この曲はほんとに小説や詩を読んでいるような綺麗な描写が特徴的で素敵。
夜明けと呼ぶにはまだ早い2時あたりから夜明けに向かう独特の空気感をすごく上手にロマンティックに表現していると思います。
夜明けと呼ぶにはまだ早く、世界はまだ眠りについたままで妙に静か。だからこそ、より一層頭が冴えてしまって、眠れないスパイラルに陥ってしまうことありますよね?
「空っぽ」の部屋のという表現は、眠った街にひとり目が冴えた自分が取り残されている状況と、好きな人を想い焦がれるソロの心境をすごく上手に表しているなと思います。
また、「夢のように消えていく」というのは、頭は彼女のことでいっぱいなんだけれど、時間的に少し眠たくて意識をふわふわとさせている様子を表現しているのかなと思いました。
そんな「夜明けの空気」は歌詞だけではなく、MV・サウンド・MVにとてもよく表現されているなと思います(詳しくは後述します)
piece2:広がる絵の具
From the moon, To the stars
우주를 헤매다
서로를 알게 되었죠
그리고, 그리다
번진 물감 위에
우리가 흘러내려요月から星へ 宇宙を彷徨って
僕たちは出会うことになったんだね
そして君を恋しく想い描いて
広がった絵の具の上に僕たちが流れ落ちる
「君を恋しく想い描いて」
「広がった絵の具上に 僕たちが流れ落ちる」
印象に残るサビの歌詞ですよね。
この曲の歌詞には「真っ白なキャンバス」「黒く染まった夜」 といった、アルバムタイトルCANVASに関連するワードが散りばめられていますが…
個人的にサビのこの歌詞は、眠たくてふわふわした意識の主人公の状態を、水の上に水性絵の具を落として色が広がる様子で表現しているのかなと思いました。
まさにMVのこの感じ
ピンクの色が雲がじわじわ夜明けで赤く染まっていく様子を表していくようで、MVの中でも大好きな演出です。
Daybreakの作詞はミニョンとキゲン(Phantom)さんとのことですが、この表現はどちらが書いたんだろう…宇宙云々のところはロマンチスト・ミニョンさんのような気がするけどなぁ…(笑)
ちなみに、그리다という単語は主に「(絵を)描く」という意味で使われるようですが、もうひとつ「恋しがる」という意味があるらしいです。
「그리고」と韻を踏むためかと思っていましたが、二重の意味で使っているのだとすれば和歌の掛詞みたいなことするな!?とちょっとテンション上がりました(元かるたー)
こういう言葉遊びに気づけるなら、やっぱりちゃんと本腰入れて韓国語勉強しなきゃと思いますね。
piece3:混ざりあって1つの色になる
先ほど絵の具の描写は、夜明けで眠たい主人公の意識の比喩じゃないか?と書いたんですが…この描写にはもう一つ意味があると思います。
それは、
2つの色は混ざりあえば1つの色になるということ。
つまりは、
「僕」と「君」は今現在別々の色の絵の具なんだけど、
混ざりあって1つの色になることによって、
真っ白なキャンバスに同じ未来を描いて行こうよ
こーんなメッセージが込められているんではなかろうか。
うわわわわ!!!!
キザ!!!!!
これ夜明けに1人で想ってる設定じゃなかったら、ちょっとR18な方向へ流れていくとこですが…よかったです。夜明けに妄想してる設定で(冷静に考えると、それはそれでやばい奴では…)
piece4:空に浮かぶ君の瞳のような月と重めの愛
JRがリリックしたRap詞にこんな歌詞が…
까맣게 물든 밤
하늘 너의 눈동자 같은 달을 보며
오늘 하룬 어땠을까 난
걱정하지 넌 안 좋아 보여黒く染まった夜
空に君の瞳のような月を見て
今日一日どうだったのだろう?なんて僕は
心配になるじゃん 君が元気がなさそうに見えるから
黒い夜空に浮かぶ月をみながら、好きな人の瞳を思い出す
…ロ、ロマンチックーーー!!!!
元気がなさそうだったからと言っていることからして、主人公が眠れない原因は日中彼女が元気のない姿を心配したからなのかもしれません。
黒い夜空は彼女を襲っているかもしれない不穏な波や不安、そして彼女の潤んだ瞳を連想させる月はきっと満月なのでしょう。
JRもJRでロマンチスト、非常にロマンチスト。
とっても、とってもいい。
ここまでは
こんなロマンチックな詞の後に、
애쓰려고 하지는 마 그래 맞아
마냥 어린애처럼 굴어도 돼 안아줄게 내가
너의 일기 마지막 줄 거기엔
내가 항상 있을 거야 거기엔頑張りすぎないで そう、そうだよ
ただ子どものように振舞ってもいい 僕が抱きしめてあげる
あなたの日記の最後の行、そこには
僕がいるんだ、そこに
頑張りすぎないて…僕が抱きしめてあげる…
そしていつかは君の日記の最後の行に、名前がのる男になるんだ…
と続くわけですが
ねえジョンヒョナ…
君、重いんだってば……
まだ片想い段階なのに、ちょっと重すぎるって…
日記にのるなんてまだ考えなくていいんだよ……
愛が前のめりになりがち、カリスマJR
おそらくそれなりに経験あるであろうジョンヒョナよ…リアルではいい恋愛してね……
まとめ
今日はJRとミニョンのユニット曲「Daybreak」を、4つのpieceに分けて考察しました。最後なぜかJRが重い男疑惑で終わりましたけど、個人的にミニョンさんもそれなりにやばい恋愛観を持ってそうなので、そこらへんも今後記事にできたらと思います。
NU'ESTのカムバックがいよいよ迫ってきたー!!とワクワクが止まらない中で、過去作品を聴きこみまくっているのと、アルバムを最大限に楽しみたいのとで、今後今までのペースより早くブログを更新したいと考えています。
みなさんにも楽しんで頂けると幸いです。
ではでは、今日はこのへんで!
あんにょん。